5Gの課題はビジネスチャンスだ!?電波対策の仕事が増大する!
考える人

・5Gは通信業界で働く者に、どう影響するのだろうか?[
・5Gで工事担任者の、どのような仕事が増えるのかな?

こういった疑問に応えます。

この記事の内容
・5Gで増える仕事の一端がわかる。
・5Gの課題の一端がわかる。
・5Gの普及が長期になることがわかる。

数年前までPHSという簡易携帯電話がありました。そのときの状況から、5Gが普及するまで、そうとうの年数がかかると思っています。

なぜならば、PHSと5Gの電波は、両方とも高周波帯だからです。PHSは約1.5GHzですが、5Gは、その20倍ちかい28GHzもあります。

PHSでさえ、高周波であるがゆえに基地局の設置に難航しました。800MHz前後の基地局とは比べものにならないくらいの基地局数が必要だったのです。

さらに5Gは、膨大な数の基地局が必要になります。それゆえに、ここ4~5年で何不自由なく5Gが使えるようになるとは考えられません。

しかし、通信業界で働く者にとっては、そんな5Gの課題がチャンスになるかもしれません。

そのひとつが電波対策です。そのへんについて、簡単に記しております。

5Gの課題はビジネスチャンスだ!?電波対策の仕事が増大する!

これから5Gが普及していくうえで、電波対策が欠かせません。電波対策に関する仕事が増えることは間違いないといえます。

電波対策のため、ミニ基地局や中継機の設置が膨大な数になることでしょう。

なぜならば、5Gは、インターネットが出現して以来の大変革といわれているからです。そのため、全国の家屋やビル、工場、商業施設で当たり前のように使用できなければならないのです。

数年前にサービスが終了したPHSとは、比較になりません。

PHSが発売されたとき、私も購入しましたが、圏外がやたらと多く、辟易した思い出があります。

PHSの電波は1.5GHzで光にちかいです。鉄や厚いコンクリートなどを電波が通り抜けません。なので、ビルやマンションの多い地域では、多くの基地局を必要としました。

昨年、5Gサービスが始まったことを知ったとき、PHSの不便さを思い出してしまいました。いや、5Gの電波は、PHSの20倍ちかい周波数です。基地局の設置数も、ものすごい数になります。不便どころか、電波が届かないところだらけになりそうです。

今後、5Gはどうなるのか予想ができません!

5Gの電波はビルやマンションに入るのか?

「プラチナバンド」といわれる800MHZなどの電波は、窓ガラスなら楽勝で、多少、厚い壁も通り抜けることができます。

ところが5Gの電波は、角度によっては窓ガラスも通り抜けないとのこと。

そのことを知った私は、
「5Gが不自由なく使えるまで、10年以上かかるんじゃないか?」
と思ってしまいました。



世間では、やたらと、5Gの未来のことばかり喧伝されていますが、電波に関する課題については、あまり知られていません。

そりゃそうですよね。ネガティブなことを言っていたら、使う人が増えませんからね。

戸建てはともかくとして、ビルやマンションに関しては、かなりキビシイと言わざるおえません。

しかし、すみません。通信工事関連の人間にとって、これはビジネスチャンスではないかと思っています。

きめ細かな電波対策が必要になる。ビジネスチャンスかも?

電波が満遍なく行きとどくようにするためには、当然、ビルの屋上に基地局を設置するだけではダメです。電信柱や歩道、建物の壁、街灯など、あらゆるところにミニ基地局をつけなければなりません。

そうしなければ、とても各家庭や事業所に電波を届けることは無理なのです。そうなると、いったいどれくらいの基地局が必要になるのでしょうか。見当がつきません。

設置工事だけではなく、基地局のメンテの仕事も増えることでしょう。通信業界は、どんどん忙しくなってきそうですね。

リフォーム的な電波対策の仕事が増えるかも?

5Gの電波は、窓ガラスの場合、電波の入る角度が90度に近ければ、通り抜けることができるそうですが、20度や30度の角度だと、すべるように反射してしまうそうです。

ちょうど、川や池に平らな石を投げると水面をピョンピョン滑っていく感じですかね。

そこで工事担任者の出番です。いや、別に工事担任者でなくても、電気屋さんかリフォーム業者でもいいかもしれません。

それは、戸建てやマンションの電波対策の仕事です。

ベランダなどに中継用のアンテナを設置する工事をおこなうのです。エアコンの穴を利用して、室内からベランダに線を通して、アンテナを設置すればOK。これで室内に電波が入ります。

室内に入った電波を、各部屋に行き渡らせるには二つの方法があります。
既設のLANケーブルか新設のLANケーブルで、各部屋でもネットが使えるようにするのです。
もう一つは、室内用の中継機を使う方法です。



これらの機器は、いま現在、存在はしませんが、家庭用の5Gの中継用アンテナや室内の中継機は、今後、販売されそうです。

電波を反射させて格部屋まで送れるかもしれない

さらに三つ目の方法があります。5G電波の反射を利用することです。

PHSの電波は弱いので、反射すると不安定になりますが、5Gの電波はそうでもないようです。

アルミ板や堅い素材などで反射した5Gの電波は、かなり安定しており、使用に耐えうるらしいです。

ならば、室内に反射しやすい素材の壁紙や床材を遣えばいいことになります。あちこに反射しながら、5G電波が各部屋に届くわけです。

となるとリフォーム業者の出番ですかね。器用な人ならばホームセンターで売っている素材でDIYできるかもしれません。

もちろん、Wifiで満足できるるのならば、5Gのルーターから先はWifi無線を使用すればよいでしょう。

いずれにしろ、これらの電波対策は実例がなく机上の空論の段階です。今後、私自身、5Gのスマホを購入したら、実際に試してみたいと思います。

私の住んでいるエリアは、まだ5Gが使えないので、早く電波がこないかな、と願っています。