工事担任者より電気工事士の方が圧倒的に求人が多い【電気は強い】

考える人

・工事担任者か電気工事のどちらを受験するべきなのだろう?
・どちらの方が、就職、転職、独立に有利なのかな?
・どちらの方が合格しやすいのだろか?

こう言った疑問に答えます。

この記事の内容

・工事担任者と電気工事士の需要についてわかる。
・どちらが就職、転職、独立に有利かがわかる
・どちらの試験の方が簡単かがわかる。

私は、工事担任者Ai・DD総合種と第2種電気工事を保有しています。
これまでの体験をもとに工事担任者と電気工事士の仕事の需要について、比較して解説しました。

工事担任者より電気工事士の方が圧倒的に求人が多い

私は33才のときに工事担任者をとりましたが、今から思うと、工事担任者ではなく第2種電気工事を取得していればよかったと思っています。

なぜならば、工事担任者より電気工事士の仕事の方が圧倒的に多いからです。

工事担任者の資格が生かせる通信工事の仕事ですと、通信工事会社の社員や下請けに限られてきます。

しかし、電気工事の仕事ですと、通信工事会社はもちろん、電気工事会社、家電取付け、家電修理、リフォーム、引っ越し、賃貸マンションの現状回復工事、ビル管理など豊富です。

電気工事士は、現場作業員1人1人が必ず保有していなければならないため、それだけ多く求められます。工事担任者のように、もっていても持っていなくても、どちらでもいいような資格と違います。

だから、まず、電気工事士の資格を最優先でとり、工事担任者はオマケという感じでとればいいと考えています。無理してAI・DD総合種などとらず、わりと簡単にとれるDD3種だけでもOKだと思います。

「それじゃ、あんたの工事担任者取得の努力は無駄だったのか」
と言われてしまいそうですが、別記事にも書いたとおり、それなりに役に立っています。電気工事士と比べると、かなり需要の低い資格と思っているだけです。

時間や稼ぐ効率を考えると、電気工事士に軍配があがります。

通信系資格より電気系資格のほうが稼げる

私が以前、内勤で勤めていた職場には、通信事業の会社から転職してきた人も少なからずいました。

前職を定年退職してきた人たちなので、年齢が60代の人が多かったのですが、保有している資格がすごかったです。

工事担任者AI・DD総合種や第1種電気工事士はおろか、電気通信主任や第2種電気主任技術者までもっていました。

第2種電気主任技術者は超難関資格ですが、これがあるとビルの電気設備管理で引っ張りだこです。しかも高収入!

「通信の資格は金にならないが、電気は金になる」
と言っていた人もいました。

実際、退職しても、第2種電気主任技術者の資格があれば、転職先はいくらでもあるとのこと。健康ならば実質、年齢制限は無いそうです。

第2種電気主任技術者ではなく、その下の第3種電気主任技術者でも、求人が多く、収入も悪くありません

実務経験が必要ですが、第3種電気主任技術者は頑張ればなんとかとれる資格であるといわれています。

私は受けたことが無いので、どれだけ難しいのか見当がつきませんが、もし、私が20代でしたら、工事担任者よりも、電気工事士や第3種電気主任技術者を目指していたと思います。

ちなみに第2種電気主任技術者は、とてつもなく難しいそうです。これは理工系の大学ぐらい出ていないと無理っぽいですね。

少子高齢化で電気工事士が今後も不足

第2種電気工事士試験の受験回数は、従来は年1回でした。しかし、平成30年度から年2回試験が実施されるようになりました。

これは少子高齢化などで、電気工事士が不足しているからだといわれています。試験の回数を増やすことにより、電気工事士を増やそうとしているとのこと。

それだけ需要のある資格といえそうですね。

私の個人的な感想では、AI・DD総合種よりも第2種電気工事士は、かなり簡単にとれる資格と思っています。

苦労して難しい資格をとるよりも、価値が高く簡単な資格をとったほうが効率的です。チャレンジしない手はありません。

5G(第5世代移動通信システム)で電気工事士が有利

5G(第5世代移動通信システム)で電気工事士が有利

電気工事士をますます必要とする時代が今後も続きそうです。

なぜならば、第5世代移動通信システムである5Gが今後、普及していくからです。5Gは、水道やガス、電気と同じように生活に不可欠なインフラとなっていきます。

ただ、唯一の欠点があります。超高速無線のため、光と同じ性質をもち、建物の中へ電波が届きにくいという欠点です。

電波は、鉄や厚いコンクリートを通り抜けることができません。また、携帯の700M帯の電波と違い、窓から電波がまわりこんで室内に入りにくいのです。

そのため、5Gの基地局は細かく数多く設置する必要があります。ビルの屋上だけではなく、ビル屋内の天井裏、電信柱やマンホールなどにも設置する必要がでてきます。

そうなると、基地局や中継機は電源が必要なため、電気工事が必要です。それゆえに、電気工事士の工事や保守の仕事が増えることが考えられます。

5Gに関連する設備にも電気工事が必要

5Gに関連した電子機器も増えそうです。まず、ドローンです。近い将来、5Gで制御されたドローンでの荷物の運送がはじまります。その場合、荷物を受け取るための設備の電気工事や保守が必要です。スマートホームなどの電気工事もありそうです。

一方、工事担任者はというと、とくに仕事が増えるというような見込みはありません。

通信系では、工事担任者よりも、第1級陸上特殊無線技士の仕事が増えそうです。

基地局などの通信工事だけではなく、ローカル5Gという地域内や敷地内など限定的スペースで5G無線の許可を受けるために、第1級陸上特殊無線技士の資格が必要になるからです。

資格とは時代に合わせて選ぶのが肝要ですね!

5Gについては、こちらの記事で紹介しています。

5Gの課題はビジネスチャンスだ!?電波対策の仕事が増大する!