工事担任者をもっていても意味ないのか!?【無駄な資格か】

考える人

工事担任者をとって、本当に役に立たつのかな?
・どのような仕事で役に立つだろう?
・他にも、持っていると有利な資格ってあるの?


こういった疑問に応えます。

この記事の内容

・工事担任者の資格が本当に役に立つか、立たないかがわかる
・どのような仕事で訳に立つかがわかる
・工事担任者と一緒に保有していると、有利な資格がわかる

私は、まったくの別業界から通信業界へ34才のときに転職しました。デジタル1種に合格したのが33才のときです(ずいぶん歳を喰っていました)。

その後、いくつかの変遷をへて大手企業へ就職することに成功。現在は、自営業で通信工事に携わっています。

保有資格は、AI・DD総合種です。最近、第2種電気工事士を取得しました。過去にCCNAも保有していました。

工事担任者をもっていても意味ないのか

仕事にもよりますが、工事担任者の資格は役に立ちます。給料にはね返ってきます。

そのよい例が私です。

工事担任者デジタル1種を取得した目的は、通信業界で独立するためです。合格後、通信工事の技術を身につけるため、当時、新電電といわれた日本テレコムの請負会社で働きました。

当時、34才、募集広告には30才未満までの年齢制限がありました。

しかし、電話で、

「34才ですが、デジタル1種をもっている」

とアピールしたら、即、面接になり、採用されました。

給料は日給で12,000円です。

普通、未経験者は日給8,000円からスタートします。それなのに、4,000円も高い給料にしてくれたのです。1年先輩よりも給料が高かったので、うらやましがられました。

 

これは「デジタル1種」の効果だと思いました。

ちなみに、12,000円の他、別途、食事代も別途800円、支給されました。もちろん、交通費や残業代もでました。

未経験なので仕事はできず、一から覚えるのに苦労しました。あれほど勉強したデジタル1種の知識は、現場の作業では、ほとんど役に立ちません。

社長からは、

「将来は、ぜひ、大規模通信設備の設計をやってほしい」

と言われ、期待されました。

しかし、私は独立したかったので、PBXやビジネスホンをやりたいと思っていたのですが・・・。

いずれにしろ、このときの経験からデジタル1種をもっているだけで、給料が上がり、重要な仕事に就くことができる、ということがわかりました。

また、会社に1人、工事担任者がいないといけないため、独立したときに役にたつ資格ということも、わかりました。

工事担任者がとくに重要視される仕事とは?

通信業界の中でも、工事担任者を多く求める工事会社は、N社や公共の仕事を請け負っているところです。

工事担任者は、現場作業だけではなく、資格を保持していない作業員の監督もできる資格でもあります。

そのため、原則、会社に一人、AI・DD総合者をもつ人がいれば、宅内の通信工事でしたら、すべて請け負うことが可能です。

しかし、N社や公共の場合、現場の作業員でも「工事担任者」の資格者を、できるだけ多く求めます。

 

だから、未経験の私でも、厚遇されたわけですね。

他の通信事業者の場合でも、N社ほどではないですが、工事会社に対して、それなりに資格者を増やすよう推奨する場合が多いです。

私は、工事会社の社長から、

「工事担任者が多いほうが、仕事がとりやすいんだ」

と言われたことがあります。

やはり、会社の信用を高めるためにも、資格者が求められるようです。

ただし、工事担任者の試験で勉強したことは、ほとんど役に立ちません。いったい、何のための資格なのかと思ってしまうほどです。

とくに『基礎』で出題される計算問題や電子回路、論理回路など現場の仕事で使うことは100パーセントありません。

通信系の国家資格は、実践的でないのがさみしいですね。

工事担任者を重視しない会社もある

通信事業者の下請けではなく、直接、エンドユーザーへ通信機器を販売している会社は、工事担任者をそれほど必要としていません。会社に一人いれば十分という感じです。

資格よりも、技術や顧客対応力が求められています。

たいていのお客さんは、「工事担任者」という資格があることすら知りません。電気工事士が通信工事をするものだと思っている人がほとんどです。

だからお客さんから、

「あなた、工事担任者の資格をもっているの」

と聞かれたことは、私は、今までにただの一度もありません。

それほど、「工事担任者」の資格は世間で認知されていないわけです。

となると、会社としても、原則、必要以上に工事担任者を確保する必要がないのです。

第2種電気工事士も保有しておくと有利!

IT通信業界において、第2種電気工事士も保有していると、断然、有利です。

通信工事をしていると、電気工事もともなう仕事が少なくありません。通信機器の電源をとるためのコンセント工事や配線工事が必要になることも多いからです。

通信工事と違い電気工事は、現場作業員も資格を保持していることが必須です。また、電気工事士の免状を携帯して、電気工事をおこなわなくてはなりません。

その場合、工事に携わる作業因は必ず『第2種電気工事士』以上の免許が必要です。まかり間違うと事故につながることの多い電気工事は、通信工事よりも法律が厳しいようです。

 

だから、電気工事の資格をとると、それだけ仕事ができる範囲が広がります。今は、ルーターやHUB、wifiのアクセスポイント、無線基地局などの設置工事が増えているため、その分、電気工事も増えています。

独立して通信工事を請け負う場合も、電気工事の資格は、とてつもなく有利です。

・・・・・というわけで、私も2年前に第2種電気工事士の資格をとりました。

第2種電気工事士の取得後、wifiのアクセスポイントの電気工事を伴う仕事を請け負うことができました。

通信工事に伴う電気工事は簡単なものが多く、作業自体は楽勝です。だから、ぜひ、あなたも第2種電気工事士をとることをおすすめします。

第2種電気工事士の試験は簡単!

勉強のやり方によっては、第2種電気工事士の試験はメチャクチャ簡単です。

「勉強のやり方によっては」と冒頭に書いたのは、実際、10年間、第2種電気工事士の試験を受け続け、合格しない人もいるからです。

私の知り合いでも、第2種電気工事士を何回、受験しても受からず、

「次の試験で落ちたら、あきらめて2度と受験しない」

と言っていた人がいました。

けして自慢するわけではありませんが、私は1回目の試験で筆記、実技ともに一発で合格しました。

 

工事担任者の試験で、ある程度、学習方法の要領をつかんでいたおかげだと思います。

感想としては、筆記試験は、工事担任者よりも、かなり簡単です。問題は技能試験でした。しかし、ネットの動画などで情報を集め、短期間の練習で合格することができました。

第2種電気工事士は、受験資格がないため、誰でも受けることができます。以前は年1回の試験が開催されていましたが、現在は年2回、試験がおこなわれています。

世の中にIT化がすすんだことにより、それだけ電気工事士の重要が増えたわけです。また、少子高齢化によって電気工事士が不足しています。

工事担任者以上に人気のある資格といわれています。

こちらの記事で、第2種電気工事士の受験体験を紹介しています。

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