第2種電気工事の資格は、いろいろな仕事で役に立ちます。そのひとつが「鍵の仕事」です。
「配線とか高いところに昇のは嫌だな」とか、「人間関係に悩みたくないな」という人向きです。
鍵の仕事で行う電気の仕事といえば、「電気錠」を取り付ける工事ぐらいです。配線工事が無い場合が多いです。
もちろん、高所作業はありません。
また、基本的に一人で仕事をするので、うるさい上司や嫌な先輩もいません。
電気工事の仕事における、わずらわしさやストレスが少ない仕事といえるでしょう。
鍵の仕事では、第2種電気工事士が重宝される
鍵の仕事には資格は必要ありません。誰でもできるのです。しかし、電気錠は、第2種電気工事士以上の資格がないとできません。
なので、第2種電気工事士があれば、転職や独立のときにも有利です。
また、鍵は防犯のための機器です。
防犯機器の関連で、防犯カメラや防犯センサーなどの仕事に携わることもあります。そのときも、機器の取付けに第2種電気工事士が必要な場合があります。できれば、「工事担任者DD3」以上もあると、信用がつきます。
さらに「防犯設備士」や「防犯アドバイザー」の資格があれば、仕事の幅が広がります。
鍵の交換をメインにしよう
「鍵の仕事」と聞くと、開けられないドアや自動車、金庫の鍵を、職人技、あるいは名人技で、いとも簡単に開けてしまうというイメージをもちやすいですが、住宅の場合、「鍵の交換」がメインの仕事となります。
鍵を開ける仕事は高額な稼ぎにはなりますが、夜中まで仕事をする場合も多く、シンドイ面もあります。
その点、鍵の交換は、普通に日中に仕事して、夜は、ゆっくりビールが飲めます。お酒好きの人にとっては、鍵交換の仕事のほうがよさそうですね?
鍵の交換から、防犯機器だけでなく、リフォームの仕事も関わってきます。古い鍵から新しい鍵に交換するのですから、「鍵交換」自体、リフォームの仕事といえます。
古くて傷ついたドアをシートなどでリフォームする場合、ドアノブや錠前を外さなくてはなりません。
ドアノブや錠前の外し方は、種類によって、さまざまです。それなりに知識が必要な作業です。
また、ドアノブや錠前を外したついでに、防犯性能の高い鍵や電子ロックに交換することもできます。
電気、通信、鍵、リフォームという技術を組み合わせて、同業他社に差をつけ、売上を上げていくのもいいかもしれませんね。
鍵の学校で技術を身につけられ、サポートもしてくれる
普通、スキルや技術を学校で学んでも、現場経験が必要なことが多いです。現場には、さまざまなパターンがあり、机上では学びきれないからです。
しかし、鍵の場合、すべてではありませんが、ほかの技術に比べれば、学校で学んだ範囲が現場に生かされます。鍵は小さいです。だから「鍵の学校」にある沢山の鍵をつかって練習することができるからです。
住宅の場合、「解錠」や「シリンダー交換」などの技術は、学校でかなり身につきます。ただし、「鍵の交換」については、錠前の種類が多いため、学校だけではキツイです。
でも、「鍵の交換」の交換に関するYouTube動画も多いので、独学も可能です。
また、開業後もサポートしてくれる鍵の学校もあるので、それを利用するといいでしょう。サポートは「電話でのサポート」、「現場サポート(有料の場合もある)」などです。
手に追えない仕事の場合、サポートがあれば、安心して鍵の仕事ができそうですね。
最適な鍵の学校を選ぼう
「鍵の学校」はいくつもあるので、資料請求して納得できるところを選びましょう。
よく、1週間ぐらいで覚えられます、というような学校もありますが、鍵の仕事は、とても1週間で覚えられるものではありません。
しかし、1週間ほど学んで、鍵の会社に就職するならいいでしょう。面接でのアピール材料になります。
就職しないで、開業する場合は、数ヶ月から1年くらいを目安に計画を立てたほうがいいです。住宅、自動車、金庫などの鍵をてがける場合は、半年から1年、住宅だけにしぼれば、2ヶ月から3ヶ月というところでしょうか?
学校によっては、受講期限のないところもありますので、本業のとの兼ね合いを見ながら、学習スケジュールが組めます。
技術を身につければ一生、役に立つので、いろいろチャレンジするのもいいでしょうね。
アレコレ書きましたが、じつは 私も現在、鍵の学校にかよっています(*_ _)。よろしければ、参考にしてみてください。
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ちなみに、こちらの学校は下記の鍵の会社が主催しています。
鍵のことなら【鍵のレスキュー】